taku

薬学生が薬に限らず色々発信しよう!というブログです。

6ヶ月で偏差値約10上げて薬学部に受かった話

大学受験

 今年の受験生はセンターの方式が変わったり、また新型コロナの影響もあり塾に行きたくても行けなかったりと受験に対して不安を感じている方もいると思います。

 そこで参考になるかはわかりませんが自分が2年前に経験したことを書くのでよかったら見ていってください。

 

 また最後には受験においてやってよかったことも書くのでそこだけでも読んでいっていただけたら幸いです。

 

受けた大学

 自分は合計で6つの私立大学を受けさせてもらいました。いずれも薬学部です。上2つは受験スタート時偏差値が15以上離れていたいわゆる挑戦校。真ん中2つが偏差値が10くらい離れている目標校。そしてすべり止めでそのワンランク下1つ、さらにもうワンランク下1つを受けました。

 結果は真ん中から下4つは全て受かり、一番上の大学は補欠に入りましたが不合格でした。

 センター試験も受けましたが、センター利用ではどこも受からず、上記に示したのは全て一般入試の結果です。

 自分は目標校だった大学に行きました。ちなみにその大学の入試成績がよく、教科書代が無料になりました。

 

受験科目とスタート時の状況

  受験科目は英語数学(1a2b)化学です。

 

 また自分は3年の7月下旬まで高校野球をやっていたので、それまでは定期テストはしっかり取り組んでいましたが、受験勉強のようなことは一切してませんでした

なので7月に受けた模試は偏差値50にも全く届かないという悲惨な結果でした。

 

まず初めにやったこと

  部活が終わり「よし!受験勉強やるぞ~!」ってなった時にまず初めにやったことを下記に箇条書きで示したいと思います。

  • スマホのアプリで勉強に支障が出そうなもの(YouTubeゲーム)を全て消す
  • 必要な教材を集め、ある程度勉強の方針を決める。
  • 勉強する環境を確保

 簡単に書きましたが最初にやったことはこれくらいです。あとは進めながら色々改善しながらやっていきました。

 

予備校には通っていたか 

 予備校には通わなかったです。ただでさえ私立の薬科大でお金がかかるのでそこくらいはという思いと、塾に通わなくても自分でできる自信がありました。

 

1日の流れ

 4時  :起床し、すぐに勉強開始。

~8時  :勉強

 8時  :ご飯を食べて、仮眠をとったり、休憩。

 9時  :勉強開始

~12時:勉強

 12時:ご飯を食べて、仮眠をとったり、休憩

 13時:勉強開始

~20時:勉強

20時~:お風呂、ごはん、休憩、勉強

 22時:就寝

 

 簡単に書きましたが結構この生活を続けていきました。途中途中で少し休憩をしたりしましたが、基本このスケジュールでやってました。

 平日も就寝、起床の時間は変えず、このスタイルでやってました。

 

どこで勉強していたか

 朝だけははさすがに自分の部屋でやってました。

 日中は中学の時に通っていた歩いてすぐのとこにある、塾の自習室を使わせていただいてました。基本的に自分の部屋ではやりませんでした。

 学校の自習室や図書館も使ったりしましたが基本的には塾の自習室を使わせていただきました。結構頻繁に英語の質問をしたり、教材を貸していただいたりもしてました。

 

最終的な各科目の勉強法

  本を読んだり、自分で感じたりしながら最終的に私がたどり着いた各科目の勉強法を紹介したいと思います。

 

英語 

  • 単語は文で覚えたかったので速読英単語という単語帳を使用。
  • 学校で配られる分厚い文法書で文法と熟語を覚える。
  • 長文はセンターの過去問(10年分)と受ける大学の過去問を使用。たまに模試の長文やったり、学校でもらった長文問題集みたいなのもやりました。

 簡単には英語はこんな感じです。英語はとにかく単語と文法を覚えないと始まりません。

 はじめのうちは上2つを徹底的にやり、徐々に長文をやる割合を増やしました。

 リスニングは正直すごい苦手だったので上には書きませんでしたが、今少し英語を勉強してて思うことは、聞き取りたい単語や英文は、自分が発音できないと聞き取れないということです。

 

 

数学

  • フォーカスzという問題集をひたすら解く。
  • センター過去問(10年分)と各大学の過去問を解く。
  • 塾で借りたチャート式入試必携168という問題集を苦手な分野だけ解く。

 数学の勉強法で最初自分は全部一通りやりましたが、これでは全く頭に入りませんでした。1度解いた問題は早い周期で繰り返さないと全く覚えられません。

 そして自分がやったのは最初にわからなかった問題を間隔をあまり開けずに7周解くというやり方です。これは全部ちゃんと解くのではなく、2周目以降は書かずに解法を口で言います。そして最後の7週目くらいはちゃんと書いて解きます。数学は解法を暗記すれば応用できることも多く、まず解法を頭に入れることが重要です。そのために効率よく頭に入れる方法がこの解法を口で言うというやり方です。

 3つ目に書いた教材はフォーカスzに比べ、問題の難易度が少し下がったもので、苦手な分野をこれで補っていました。

 

 

化学

  • 化学重要問題集を難しい問題以外を解けるようにする。
  • センター過去問(10年分)と各大学の過去問
  • 暗記すべき単語を大きい紙にまとめてそれを暇な時とかにひたすら見て覚える。
  • 苦手な分野はスタディサプリという講義が聞けるアプリで理解してました。

 これも数学と同じように、間違った問題を間隔開けずに繰り返すことが重要。

 また個人的に3つ目の紙にまとめるやり方はすごいおすすめです!!!

 

 

受験においてやってよかったこと

 睡眠

 自分は朝型にして、就寝時間と起床時間を固定していました。このやり方を真似しろとは言えませんが、就寝時間と起床時間を固定するのは良いと思います。

 睡眠の質を高めるには毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることがよいというスタンフォード大学の研究結果もあります。時間はあまり関係ないそうなので、とりあえず就寝時間と起床時間を固定してみてはいかがですか?

 

  ・志望校の設定

 自分は結構モチベーションを保って取り組むことができました。その理由として志望校を高めに設定したことがよかったのかなと思っています。これによりいい意味で焦って取り組めたのかなと思います。

 

  ・質よりも量

 量と質どちらが大事ですか?という疑問をよく聞きますが、自分はあくまで量があっての質だと思っています。たくさん量をやることによって、そこから質を高められると思っています。

 自分は他の友達と比べると量はほとんどの人に負けてなかったです。でも、質が悪かったかというとそうでもないと思っています。長時間集中力も持ちましたし最終的にやってた勉強法はかなり良かったと思いました。

 なので自分の意見としては、量か質を考えるのではなく、まずは量をやってみることが大事ということです。

 

  ・質問をする

 自分はわからないところはすぐに質問するようにしていました。考えるだけ時間の無駄だし、効率が悪くなるからです。

 また周りは塾に通う人が多いため結構学校の先生は時間があることが多いです。

 自分は積極的に学校の先生に質問するようにしてました!

 

  ・息抜き

 自分は勉強しかしてなかったのかというとそんなことはないです。

 たまに友達と映画を見たり、ごはんを食べたりもしてました。

 また毎週日曜だけは、深夜にやってた当時好きなアイドル番組を見てました。

 あとは授業中息抜きの意味も込めて、内職はせず受験に関係ない科目もしっかり聞いていました。(授業中までずるして受験勉強して運が落ちたらどうしようとかも考えてました💦)

 こういったほど良い息抜きは大事だと思うので皆さんも勉強に支障が出ない程度の息抜きはぜひしてみてください。

 

 

 以上私が経験したことから思ったことを書かせていただきました。よかったら参考にしてください。